断熱塗料で外壁塗装をするメリットとデメリットとは!? | 株式会社 吉川塗装

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断熱塗料で外壁塗装をするメリットとデメリットとは!?

 

外壁塗装で断熱効果を高めることができれば、省エネにつながり電気代の節約にも役立ちますので、断熱塗料での塗装を検討されている方もいらっしゃるでしょう。

 

このページでは断熱塗料の種類、メリット、デメリットについて解説します。

 

断熱塗料とは

断熱塗料は太陽光に含まれる赤外線の熱を建物に伝えにくくする機能を持った塗料です。

断熱塗料には「中空ビーズ系塗料」と「真球ファインセラミック塗料」があります。

 

中空ビーズ系塗料

中空ビーズは約60%の空気層を持つ多孔質セラミックで、アメリカでスペースシャトルを打ち上げる際に大気圏の熱を断熱するために応用した素材です。

 

その断熱機能やセラミックの反射機能に着目して外壁塗料として製品になっているのが中空ビーズ系の高日射反射率塗料です。

 

真球ファインセラミック塗料

真球ファインセラミック塗料は中空ビーズ系塗料と太陽光の反射率についてはあまり違いがありませんが、反射できなかった熱の処理能力に大きな違いがあります。

 

真球ファインセラミック塗料は反射できなかった熱を蓄積させることなく放熱する機能があるため、建物に熱を伝わりにくくします。

 

外壁塗装で断熱塗料を使用するメリット

省エネ効果

断熱塗料は塗膜に含まれる特殊な空気の層が、熱エネルギー伝導率を低くし外気温を室内に伝えにくくします。
そのため、夏場の外気温が室内に伝わりにくくなり、室内の温度上昇を抑えることができ、エアコンの省エネに伝えます。

 

また、断熱塗料は冬場の冷気も室内に伝えにくいため、冬の暖房効果もアップします。

 

外壁塗装の耐用年数が長い

断熱塗料は製品によって違いはあるものの、おおむね約15~20年の耐用年数を持っています。

 

外壁塗装でよく使用されているシリコン塗料の耐用年数が約10~12年ですので、外壁塗装の寿命を延ばしたい場合や外壁塗装工事の頻度を少なくしたい場合にもおすすめです。

 

保温機能もある

断熱塗料は熱を伝わりにくくする機能が備えられています。

外からの熱を室内に伝わりにくくすることはもちろん、室内の熱を外に出しにくいという機能もあります。

 

夏はエアコンで冷やした冷気が外に逃げにくく、冬は温めた空気が冷えにくいため、冷暖房代の節約につながります。

 

結露によるダメージから家を守る

結露は外気温と室内の気温の温度差が大きいと発生し、結露が家の内部に発生すると木材や内装材のカビの原因となります。

断熱塗料は外の気温を建物内に伝えにくいため、外気温と室温の温度差が大きくならず結露の発生を抑えられます。

 

結露は家の寿命を縮める原因にもなりますので、断熱塗料で外壁塗装をすると、家を劣化から守ることもできます。

 

防音効果がある

断熱塗料は防音効果も期待できます。

断熱塗料に含まれる複数の層の特殊セラミックが音の振動を小さくし、消音、防音効果を発揮します。

 

外壁塗装で断熱塗料を使用するデメリット

一方で、外壁塗装で断熱塗料を使用すると以下のようなデメリットがありますので注意が必要です。

 

外壁塗装費用が高くなる

断熱塗料は塗料の価格が高いため、外壁塗装費用が高くなる傾向があります。

 

ただ、耐用年数が長いため、外壁塗装工事の頻度を抑えることができ、長い目で見ればコストを抑えられる場合もあります。
また、省エネ効果で光熱費が削減できれば全体的に低コストに抑えることも可能です。

 

艶あり仕上げは難しい

断熱塗料の仕上がりは基本的に「艶消し仕上げ」となります。

もともとマットな仕上がりがお好みであれば特に問題は感じないかと思いますが、艶仕上げを希望している場合は注意が必要です。

 

事前に色見本をしっかりとチェックし、仕上がりのイメージを外壁塗装業者とよく確認してから決めるようにしましょう。

 

断熱塗料だけでは断熱効果を感じにくいことがある

確かに断熱塗料は外気温を室内に伝えにくくする優れた効果を持っています。

しかし、断熱材をしっかりと敷き詰めて断熱効果を高めている住宅では断熱塗料の効果を実感できない場合があります。

 

断熱塗料の効果を実感しやすいのは断熱性能が低い建物や屋根のすぐ下にリビングがある家、金属系の屋根の家です。

 

さらに、外の熱気や冷気は屋根や外壁だけでなく、窓からも入ってきます。
そのため、断熱塗料だけでは効果を感じにくい場合もあります。

 

家全体の断熱性能を高めるためには、壁内に断熱材を入れる、窓をペアガラスにするなどの対策も必要です。

 

断熱塗料の効果を最大限に発揮させるポイント

実は、断熱塗料で外壁塗装した方の中にはあまり効果を感じられなかった、というケースがあります。

断熱塗料は効果を発揮しやすい条件がありますので、以下のポイントをチェックしたうえで検討するのがおすすめです。

 

明るい色を塗装する

白色は熱を反射しやすいため、できるだけ明るい色の断熱塗料で外壁塗装をすることで日射反射率が高くなり、断熱効果が高まります。
ただし、屋根は汚れやすく白色で塗装するのは一般的ではないため、グレーなどを選ぶ方が多くいます。

 

効果が発揮しやすい住宅で使用する

断熱塗料は効果を発揮しやすい家とあまり効果を発揮できない家があります。

 

断熱塗料が効果を発揮しやすい条件として、次の3つが挙げられます。

・断熱性が低い住宅
・屋根にガルバリウム鋼板やトタンなど金属系の屋根材を使用している住宅
・天井のない吹き抜けリビングのある住宅

 

一方で、元々断熱性能が高い住宅や、粘土瓦を使用している住宅では断熱塗料を塗装してもあまり効果を期待できないと感じることもあります。

 

経験豊富な塗装会社に依頼する

断熱塗料は扱いが難しく、塗装に高い技術が必要です。

外壁塗装を依頼する場合は塗料の性質を熟知している経験豊富な外壁塗装業者に依頼することが大切です。

 

断熱塗料を上手く活用すれば断熱効果をアップできる

断熱塗料で外壁塗装をすると、断熱効果がアップし、住む人にとっても建物にとってもさまざまなメリットを享受できます。

 

しかし、断熱塗料は効果を発揮できる条件がいくつかありますので、事前に住宅の構造などとよく照らし合わせて採用することが大切です。

 

外壁塗装に断熱塗料を検討している場合は外壁塗装業者に相談して決めることをおすすめします。

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