ー外壁塗装の工程を徹底解説!工事前に知っておきたい流れと注意点ー | 株式会社 吉川塗装

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ー外壁塗装の工程を徹底解説!工事前に知っておきたい流れと注意点ー

外壁塗装の工程を知るメリット

外壁塗装は一生のうちに何度も経験するものではないため、多くの方にとっては未知の工事です。しかし全体の流れや各工程の意味をあらかじめ理解しておくことで、見積もりの内容が分かりやすくなり、工事中も安心して任せやすくなります。

 

また手抜き工事のチェックポイントも見えてくるため、トラブルの予防にもつながります。この章では外壁塗装の全体像をイメージしながら、後の詳しい工程説明をスムーズに読み進められるようにポイントを整理しておきます。

 

外壁塗装前の準備と事前調査

外壁塗装は塗る作業だけでなく、事前準備の質によって仕上がりが大きく変わります。まずは現在の劣化状況を細かく確認し、家の構造や周辺環境に合った工事計画を立てることが重要です。ここでは工事前に行われる調査や打ち合わせの流れを押さえておきましょう。

 

現地調査と劣化診断

担当者が実際に建物を訪れ、外壁や屋根、付帯部分の状態をチェックします。ひび割れ、色あせ、チョーキング現象、カビや藻の発生などを確認し、どの程度の補修が必要かを判断します。また周囲の道路幅や隣家との距離も確認し、足場の組み方や材料搬入の方法も検討します。

 

見積もり・プランの説明

現地調査の結果をもとに、使用する塗料の種類、塗り回数、工期の目安、費用の内訳などが記載された見積書が作成されます。このとき気になる点は遠慮せずに質問し、塗料ごとの耐用年数や保証内容、追加費用が発生する条件なども確認しておくと安心です。

 

足場仮設と近隣への配慮

実際の工事が始まる前に、職人が安全に作業できる環境を整えることが欠かせません。高所での作業が中心となる外壁塗装では、足場をしっかりと組むことが品質と安全の両面で大きな意味を持ちます。また騒音や車両の出入りが増えるため、近隣への配慮も重要な工程の一つです。

 

足場の設置とメッシュシート

建物全体を覆うように足場を組み立て、その外側に飛散防止用のメッシュシートを張ります。これにより職人が安定した姿勢で作業できるだけでなく、周囲への塗料の飛び散りや高圧洗浄時の水しぶきを防ぐことができます。

 

近隣挨拶と工事スケジュールの共有

工事前には、施工会社または施主が近隣の方へあいさつ回りを行うのが一般的です。工事期間や作業時間帯、予定している高圧洗浄の日程などを事前に伝えておくことで、騒音や駐車スペースに関するトラブルを減らすことができます。

 

高圧洗浄と下地処理の工程

塗装の仕上がりと耐久性を左右するのが、高圧洗浄と下地処理の工程です。どれだけ高性能な塗料を選んでも、汚れや古い塗膜が残ったままでは密着不良を起こし、早期のはがれや膨れにつながってしまいます。ここでは見た目には分かりにくいものの、とても重要な作業内容を確認しておきましょう。

 

高圧洗浄で汚れをしっかり除去

専用の高圧洗浄機を使い、外壁や屋根に付着したホコリ、排気ガス、コケやカビなどの汚れを一気に洗い流します。洗浄後は十分に乾燥させる必要があり、天候によっては一日以上乾燥時間を取ることもあります。

 

ひび割れ補修やケレン作業

洗浄後に外壁のひび割れや欠けを補修材で埋め、必要に応じてシーリングの打ち替えや増し打ちを行います。金属部分や木部では、サビや古い塗膜を削り落とすケレン作業を行い、新しい塗料がしっかりと密着する状態に整えます。

 

養生と塗装作業の流れ

下地の準備が整ったら、いよいよ塗装作業に入ります。ただし塗る前に、窓ガラスやサッシ、玄関ドア、植栽などに塗料が付着しないよう、ビニールやテープで覆う養生作業を丁寧に行うことが欠かせません。そのうえで外壁塗装は基本的に下塗り、中塗り、上塗りの三回塗りで仕上げていきます。

 

養生作業で仕上がりをきれいに保つ

マスキングテープや養生シートを使い、塗装しない部分をしっかりと保護します。養生の精度が高いほど、塗り分けラインがまっすぐに仕上がり、全体の印象がぐっと良くなります。また玄関周りなど、人の出入りがある場所は開閉しやすいように工夫しながら養生を行います。

 

下塗り・中塗り・上塗りの三回塗り

まずは下地と上塗り塗料を密着させるための下塗り材を全面に塗布します。続いて中塗りで色や膜厚を確保し、最後に上塗りで仕上げます。同じ色の塗料を二回に分けて塗ることで、塗りムラを防ぎ、十分な耐久性を持たせることができます。

 

付帯部塗装と最終チェック

外壁本体の塗装が終わったら、雨どい、破風板、軒天、シャッターボックスなどの付帯部も順番に塗装していきます。建物全体の色合いが整うことで統一感が生まれ、見た目も機能面もリフレッシュされます。最後に仕上がりを細かく確認し、お客様立ち会いのもとで最終チェックを行う流れが一般的です。

 

付帯部の塗装で家全体の印象アップ

外壁だけをきれいにしても、雨どいや破風板が色あせていると古びた印象が残ってしまいます。外壁と同時に付帯部も塗装することで、家全体が新築のような印象に近づき、防錆や防水の効果も期待できます。

 

完了検査と足場解体・清掃

塗り残しや色ムラ、はがれやすそうな部分がないかを職人と一緒に確認します。問題がなければ足場を解体し、周辺の清掃を行って工事完了となります。工事後には保証書や完了写真を受け取れることも多いので、保管しておくと次回塗装の目安にもなります。

 

外壁塗装の工程で失敗しないためのポイント

ここまで外壁塗装の主な工程を見てきましたが、実際の工事では天候や建物の状態によって作業順や日数が前後することがあります。そのため工程表を事前にもらい、大まかな流れと作業内容を把握しておくことが大切です。

 

また気になる点や不安な点はその都度担当者に相談し、写真付きで進捗報告をしてもらえるかどうかも確認しておくと安心です。信頼できる業者と丁寧な工程管理がそろえば、外壁塗装は住まいを長く守ってくれる心強いメンテナンスになります。さらに外壁塗装は十年前後のスパンで繰り返し行う長期的な計画でもありますので、一度工事を経験した後は記録を残し、次回の塗り替え時期や予算の目安を家族で共有しておくと安心です。

 

可能であれば写真付きでビフォーアフターを残し、使用した塗料の種類や工事日程、担当した業者名などもメモしておくと、次回の見積もり比較や業者選びがぐっとスムーズになります。将来別の業者に依頼する場合でも、前回の情報が整理されていれば、必要な説明が簡単になり、外壁塗装の工程についても具体的な相談がしやすくなります。

 

新潟県刈羽郡を拠点に塗装工事を請け負う株式会社吉川塗装です。弊社は主に外壁塗装と屋根塗装を承っております。お客様の安全・安心な暮らしを守る塗装をお約束いたします。塗り替えやメンテナンスなど塗装についてのお悩みは何でもご相談ください。

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