外壁塗装で汚れにくい外壁にするための色と塗料の選び方 | 株式会社 吉川塗装

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外壁塗装で汚れにくい外壁にするための色と塗料の選び方

 

外壁は外の環境に置かれているためどうしても汚れやすい場所です。

しかし、外壁が汚れていると建物の美観に影響が出ますし、

何より住んでいる方にとっては汚れは気になりますよね。

そこで、外壁の汚れの種類や汚れが目立ちにくい外壁の色、

汚れを防止してくれる機能性外壁塗料についてご紹介します。

 

 

外壁の汚れの種類

 

雨だれ・雨染み

雨だれ・雨染みは窓枠や換気口など外壁にある突起物から出てくる黒い水が流れた跡のことです。

黒い汚れが筋になって付着するので目立つ汚れです。

排気ガスが含まれた空気中の油や細かい砂埃が雨が降っていない日に外壁や屋根に付着します。

雨が降った時にこの汚れが流れるのですが、

窓枠のような突起物の下は雨水が集中的に流れるので汚れが残ってしまうのです。

 

苔・藻・カビ

日陰になりやすい面や風通しが悪い場所は苔や藻、カビが発生しやすくなります。

外壁塗料が吸水性の高い性質のものだったり、

外壁塗料の塗膜の機能が切れていると苔やカビの生えやすい環境になります。

 

錆びた金属部が雨によって流れて錆が広がってシミになってしまうことがあります。

また、酸性雨に僅かに含まれる鉄イオンなどの分子にコンクリートの成分が反応して

錆びが出ることもまれにあります。

錆は落としにくい上に目立つやっかいな汚れです。

 

変色

強い紫外線や雨により外壁の一部が変色することがあります。

日当たりが良い面で起こりやすく、塗膜の劣化により起こることが多い現象です。

特に濃い色の外壁では変色、褪色が目立ちやすい傾向があります。

 

 

汚れが目立ちにくい外壁の色

白は明るい外壁、黒はスタイリッシュな外壁の色ですが、

汚れが目立ちやすいという欠点があります。

外壁は気軽に頻繁に塗り替えられるものではないので、

汚れの目立ちにくい外壁の色を選ぶことも大切です。

 

グレーは黒ずみが目立ちにくい

雨染みなどによる黒ずみ汚れが気になる場合にはグレーの外壁がおすすめです。

黒い汚れは白い外壁だと目立ってしまいますが、

汚れと同系色のグレーにすると汚れが見えにくくなります。

グレーの外壁にすると家が冷たく暗い印象になるのでは、と気になる方は

外壁の一面だけなどツートンカラーにすると暗すぎないだけでなくおしゃれな外壁に仕上がります。

 

ベージュは砂埃が目立ちにくい

ベージュ系の外壁は砂埃による汚れが目立ちにくい色です。

汚れが目立ちにくいだけでなく、どんな色とも合わせやすく、明るい印象の建物を演出してくれます。

また、ベージュはカラーバリエーションが豊富で、白に近いベージュから黄色味がかったベージュ、

ピンク寄りのベージュなどさまざまです。

建物の雰囲気と好みに合わせて好きな色を選ぶことができます。

 

グリーンは苔が目立ちにくい

苔は緑色ですので同系色のグリーンの外壁にすると目立ちにくくなります。

しかし、鮮やかなグリーンを選んでしまうと今度は色褪せが目立ってしまい、

外壁の劣化が気になってしまいます。

グリーンの外壁を選ぶときは淡い色やベージュよりのグリーンを選ぶのがおすすめです。

日陰になりやすい環境や森林や川など

近くに自然がある苔や藻が繁殖しやすい環境のお宅におすすめの色です。

 

 

汚れにくい外壁塗料

近年の外壁塗料には外壁塗料自体に防汚性やセルフクリーニング機能が付いている製品があり、

塗っておくだけで勝手に汚れを落としてくれるものもあります。

外壁の汚れが気になる場合はこのような機能性塗料を活用して建物の美観を保つことができます。

 

低汚染塗料

低汚染塗料は汚れを防ぎ外観の美観を保つことに特化した塗料です。

低汚染塗料が汚れにくい理由は塗料が持つ「親水性」に秘密があります。

親水性とは水と馴染みやすい性質のこと。

排気ガスなどの汚れは親油性のある汚れですので、

外壁に親水性の性質を持った親水剤を配置しておくことで

水と油がはじき合うように油汚れがなじみにくくなります。

そのため、油分のついた汚れが外壁に定着しにくく、

更に雨が降った時に雨と塗膜が馴染み、汚れを洗い流してくれます。

このようなセルフクリーニング効果があるため、

日当たりが悪い場所でもホコリが付着しにくくカビや苔の繁殖が根付くのを抑えることができます。

 

光触媒塗料

光触媒塗料とは塗膜に太陽光が当たることで汚れを分解し、

浮かせて雨で洗い流すという機能を持った塗料のことです。

光触媒塗料は塗料に含まれる酸化チタンがセルフクリーニング機能を発揮させます。

酸化チタンは紫外線に反応し、活性酸素を発生させます。

活性酸素は空気中の大気汚染物質を分解する働きがあり、

その働きにより外壁に汚れが蓄積しにくくなるというメカニズムです。

デメリットは光が当たらない場所には効果が発揮しにくいという点です。

日陰や北側の外壁には光触媒塗料の力を十分に発揮できません。

そこで光が当たる面の外壁には光触媒塗料、

光が当たらない面には低汚染塗料などと塗料の使い分けを行っている建物もあります。

費用はシリコン塗料のおよそ1.5倍と高価な塗料ですが、

費用に見合うだけの機能と耐用年数を持っています。

 

ナノテク塗料

ナノテク塗料は無機塗料の一種でナノレベルの微粒子で構成された塗料です。

ナノテク塗料は樹脂をナノレベルまでに小さくした塗料で、

塗膜の中にガラスの微粉末である「微粒子シリカ」が均一に分散しています。

微粒子シリカはガラスのような無機質な特性を持っており、

塗膜の中に汚れが侵入しにくく汚れにくい外壁となります。

そのため、雨が当たると汚れを綺麗に落とすことができると同時に

抗菌性や防カビ性、防藻性もあり、さまざまな汚れに強い外壁です。

また、火災が発生しても表層の有機成分が燃焼し無機有機融合膜が形成され

酸素を遮断するため酸素が炎に供給されなくなり燃焼を抑えることができます。

 

 

家にぴったりの塗料を選ぶことで外壁の汚れのストレスから解放される

外壁の汚れ対策は外壁の色で汚れを目立たなくする方法、

外壁塗料の機能で汚れを定着させない方法があります。

どの方法が良いのかは建物が建っている環境や付着しやすい汚れの種類、

予算などにより変わりますので、

経験豊富な外壁塗装会社に相談してアドバイスをもらいながら決めるのがおすすめです。

 

新潟県刈羽郡を拠点に塗装工事を請け負う株式会社吉川塗装です。弊社は主に外壁塗装と屋根塗装を承っております。お客様の安全・安心な暮らしを守る塗装をお約束いたします。塗り替えやメンテナンスなど塗装についてのお悩みは何でもご相談ください。

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