外壁塗装の際に防水処理をすることの重要性を解説 | 株式会社 吉川塗装

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ー外壁塗装の際に防水処理をすることの重要性を解説ー

外壁を維持するためには、外壁塗装と同時に防水処理を施すことが、雨漏りを防ぐためのポイントとなります。

この記事では、外壁塗装をする際の防水塗装の方法と、そのメリットについて解説します。

防水処理をすることで、より安心して暮らせる住環境を目指しましょう。

 

外壁塗装と防水処理を同時に施工するメリット

建物の外壁工事では、塗装と防水処理を一緒に行うことが一般的になっています。これらの作業がどのように異なるのか、どのような目的があるのか、あまり知られていないことが多いです。外壁塗装は主に建物の外観を美しく保つとともに、建材を保護する役割があります。防水工事は建物内部への水の侵入を防ぎ、構造的な損傷を避ける役割があります。

 

外壁塗装には、ある程度の防水効果があります。しかし、経年により微細なひび割れから水が侵入しやすくなるため、塗装だけでは不十分です。そこで、塗装と同時に防水処理を施すことが必要になります。

 

外壁塗装を依頼すると、防水工事を同時に施工するように提案されるでしょう。塗装のみの場合とくらべて費用が増えるため、見積もりが予想以上に高くなることがあります。元々は塗装のみを検討していた場合、防水処理の必要性に疑問を感じるかもしれません。疑問に感じた場合には、業者に見積もりの詳細をきちんと説明してもらいましょう。

 

防水の重要性を納得した上で工事を進めることが大切です。見積もり段階でしっかりと業者とコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことが、スムーズな工事につながります。

 

適切な時期に外壁塗装と防水処理を同時に行うと、外壁や屋根の雨漏り防止に効果的であり、建物の保守をより効率的に行うことができます。また、工事を一括で行うことで、足場の設置や撤去のコストを削減し、特に高所の屋根工事では大きなメリットとなります。

 

さらに、同一業者による施工であれば、トラブル発生時にも迅速なアフターサービスが受けられるメリットがあります。

 

防水工事の種類と特性

家の屋根やベランダなどの外壁に施される防水工事は、使用する素材により3つのタイプに分類されます。ウレタン防水、FRP防水、塩ビシート防水です。

それぞれ独自の特性があり、特徴を理解しておくと、防水工事を依頼するときに選びやすいでしょう。

 

ウレタン防水

ウレタン防水は、ウレタンベースの塗料を用いた防水工事の方法です。この手法はコスト効率が高く、予算に制限がある場合にもおすすめです。ウレタン塗料は均一に塗布できることが特徴で、表面に凹凸があるような場所でも施工できるメリットがあります。また、施工プロセスが比較的簡単なため、工事に必要な期間を短縮できることもメリットといえるでしょう。手作業での施工となるため、実績が豊富な業者に依頼すると安心です。

 

ただしメリットばかりではなく、デメリットもあります。耐久性はほかの防水方法とくらべて、耐用年数が短い点に注意が必要です。ウレタン防水の耐用年数は、5年から7年程度です。また、湿度の高い環境では、塗膜がはがれやすいという欠点があります。塗膜が剥がれれば問題が生じる可能性が高いため、湿度が高い日本の気候条件の下では、リスクを知っておくことが大切です。

 

FRP防水

FRP防水とは、繊維強化プラスチックを利用した防水工事です。この工法では、FRP製の防水シートを敷設し、その上にトップコートを塗ることで防水処理が完了します。防水性だけでなく、構造的な強度をも向上させることができるので、特に新築のベランダなどで使われることが多い工法です。

 

FRP防水は多くのメリットがありますが、施工の際に独特の臭いが生じることや、経年によるひび割れが生じやすい点には注意が必要です。また、ウレタン防水と同じように、高湿度の環境下では防水層の持ち上がりが起きる場合があります。

 

塩化ビニールシート防水

「塩ビ」とは、塩化ビニールシートの略称で、この防水方法では塩化ビニール製のシートを使って防水層を形成します。塩ビ防水には、シートを接着剤で貼り付ける接着式と、接着剤を使わずにシートを基盤に定期的な間隔で固定する機械式の2つの施工方法があります。

 

下地を選ばずに施工できるため、新築ではなく2回目以降の工事の場合、既存の下地防水層を撤去しないでそのまま工事ができることが大きなメリットです。ほかの工法だと、既存の下地は撤去しなければならないので、その分の費用や時間がかかります。

 

塩化ビニールシート防水は、耐久性の強さが特徴です。適切に施工されれば、15年から20年の長期にわたって防水機能が持続します。ただし、高い耐久性を得るためには初期費用が高くなるというデメリットがあり、特殊な技術を必要とするため、施工可能な業者が限られています。

 

まとめ

家のメンテナンスを適切に行うためには、外壁塗装と防水処理の重要性を十分に理解することが必要です。外壁塗装は住宅の美観を保ちながら、壁材を気候変動や紫外線の影響から守るためのものです。住宅には外壁塗装と同じように防水処理も必要で、内部への水の侵入を阻止し、構造的な損傷やカビの発生を防ぎます。外壁塗装と防水処理の両方を行うことで、住宅の耐久性を強化し、長期にわたって快適性を保てるでしょう。

 

外壁塗装と一緒に防水工事を行えば、両方のメリットを同時に得ることができます。住宅の見た目を良くするだけでなく、雨季の水漏れリスクを大幅に低減でき、内部の湿度管理を通じてカビや菌の成長も防ぎます。

 

さらに、定期的な外壁塗装と防水工事をすると、将来的に発生するかもしれない高額な費用がかかる修繕工事が不要になる可能性があります。不動産の価値を維持するためにも、重要な投資といえるでしょう。施工時に最先端の材料と技術を活用することが望ましく、そのためには経験豊富な専門業者に依頼することがポイントとなります。

 

適切な外壁塗装と防水工事によって、長期間にわたり快適で安全な居住環境を確保できます。これにより、家族全員が安心して生活を送り、住宅の美観と機能を保持することができます。

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